私のことについて

みなさん、はじめまして。

このブログでは中途視覚障がい者として、色々な葛藤やどのように壁と向き合ってきたのかなど私の状況、心境をお話ししたいと思います。

それ以外にも段々と視えなくなっていく中で、様々なことに興味関心をもって行動して感じたこともお話ししたいと思います。

このブログを読んでいただいた方が少しでも、勇気が出た!一歩前に進めた!などのきっかけになれば幸いです。

まずは、私が障がいを診断された当時のことについてお話しします。

私が「網膜色素変性症」と診断されたのは20歳の時でした。

地元宮崎から離れ、熊本の大学に進学し、これから何でもできる!と希望に満ち溢れてバイトやサークルなど大学生活を楽しんでいました。

小中高とサッカーもしていたので、大学でも社会人サッカーに参加したり、 格闘技が好きで、大学の近くのボクシングジムに通ったりと、日々充実していました。

しかし、 夜にサークルの仲間とドライブや公園で遊んだりする中、なぜか自分だけつまづいたり、ボールが見えにくかったりしました。

周りは楽しそうなのに、なぜ自分だけスムーズに動けないんだろう?

少し気になったので、眼科受診をしたところ「網膜色素変性症」と診断されました。

医者から「この病気は現在治療法がなく、将来失明する可能性があります。」と淡々と言われました。

え、何それ!?と聞いたことのない診断名と将来失明するかもといきなり言われても・・・

その時はショックというよりは、実感がわかず、信じられないという心境でした。

ただ、日が経つにつれ、なぜ自分だけが・・・という思いや、
将来、目が視えなくなったらどうしようという漠然とした不安に押しつぶされそうになりました。

落ち込む人

こんな不安や悩みは周囲の友達にはもちろん、親にも心配かけたくないので、一切話さずにいました。

夜に友達と遊びに行って、つまづいて笑われたらイヤだ・・・

言い訳ばっかりするのも、めんどくさい・・・

など、様々な葛藤が毎日溢れていました。

それからは誰にも本音は言わずに一人で抱え込み、それを悟られないよう表面では明るく振る舞うというギャップにも苦しんでいきました。

これからどん底に落ち込むことや、そこからどう向き合っていったか。

そのことについては今後お話できたらと思いますので、次回も読んでいただけたら嬉しいです。

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