診断後の自分

みなさん、こんにちは。

今回は、「網膜色素変性症」と診断された後、どのように大学生活を過ごしてきたかをお話したいと思います。

「網膜色素変性症」は暗い所が極端に視えづらかったり、視野が月、年単位で徐々に狭くなっていく症状です。

診断された時点では夜が少し視えづらいなーぐらいの自覚症状で、日中は支障なく生活し、車の運転もしていました。

なので、サークルで飲み会や夜の時間帯に遊ぶ時につまづいたりすると、

「けっこうお酒飲んで酔ったー」

「コンタクトがずれてちょっと視えづらかった」

など、その場その場でごまかしていました。

その度に本音を言えない葛藤で、心がチクリとしていたのを覚えています。

大学時代は社会人サッカーもしており、日中の練習ではそれほど支障は感じなかったのですが、
日が落ちて暗くなると、ボールが見えづらくなり、トラップミスや上手くドリブルできないなど支障が出ていました。

周りからは手を抜いている、下手になったなど言われることもありました。

悔しい! こんなハズじゃない!

スポーツは得意で何でもある程度のレベルまでは出来ていたので、下手になったと言われたのが、一番のショックでした。

さらに月日が経つとアルバイトにも影響が出始めました。

大学3年、4年生の時はドラッグストアでアルバイトをしていました。

ズラーっと並んでいる陳列棚から小さい商品を探したり、商品の在庫を調べたりする業務があります。

その際に以前はすぐに見つけられたものが、なかなか見つけられない。

何回も目を通しているのに見落としがあったり。

自分でも明らかに以前よりも目が悪くなっていることを実感しました。

自覚症状を実感するたびに深く落ち込んだり、一人でボーっとしたりする時間が増えていきました。

ボーッとしている人

それでも友達や親には、何食わぬ顔で明るく、日々楽しんでいる自分を演じて過ごしていました。

今だからこそ正直に言えますが、、、

心を開けないことはとても辛かったです。。

次回も読んでいただけたら嬉しいです。

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